こんにちは、八幡ココロです。
今日はキャリコンの養成講座で勉強してきました。いやー、今日もやっつけられました、大反省で、大凹みです、それは(編集後記)で(^^;
さて、全部で14週決められているうち、なんともう6週目になりました。そして今週は「メンタルヘルス」について学習しました。
キャリコンに相談に来られる方の中には、仕事上の問題や、その奥には様々なストレス、家庭内でのストレスを抱えて精神的な不調を訴えられる方もおられます。逆に精神的な不調から仕事で大きな問題を抱えてしまっているということもあります。
このような人も相談に来られるため、キャリコンも最低限の精神医学の知識を持っておかなければいけないんです。
けど、くれぐれもね、キャリコン自身が医療行為をすることは許されていません。だから、ひょっとしたら、と思ったら早めにお医者さんにリファー(適当な専門家を紹介して担当してもらう)しなければいけません。
なので、クライエントを理解しながら、専門家を紹介できる程度に病状を理解しなければいけないのです。寝れないとか落ち込んでいるとか、そんなことが2週間以上続いていると、それを一つの目安としてリファーするそうです。
その時も、最初から心療内科を紹介すると本人にショックがあるので、まずは内科で診てもらったら?と言うようです。
心の病気(精神障害)はたくさんあります、分類もあります。キャリコンの試験対策としては、たくさんある原因による分類と病名、その症状と治療法について覚えなければいけません。ま、それはするとして、ここでは
うつ病
についてだけ書きます。このうつ病の対策こそが、自殺予防の観点からも、職域でのメンタルヘルス管理上、最大の課題となっているからです。状態はこうです
- 気分が滅入る、落ち込む、元気が出ない
- 何事にも興味や喜びを示さなくなる
- 著しい体重減または増加
- 不眠や過眠
- 何かしようとする意欲がなくなる
などが、いくつか重なり合った状態を言います。
知識だけの問題ではなくて、今でもこんな症状がでていて、弱ってらっしゃる方が本当にたくさんおられます。かわいそうです。
実際のところ6年前の私は上の症状が全て出ていました、死ぬと思ったんです。
だからね、今苦しんでいる人が本当にかわいそうです。本当に助けてあげたい、私にできることがどこまであるか分からないけど、本当にそこから逃れさせてあげたい。そう思います。
職場での対策
労働安全衛生法
(健康教育等)第六十九条 事業者は、労働者に対する健康教育及び健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るた め必要な措置を継続的かつ計画的に講ずるように努めなければならない。
(健康の保持増進のための指針の公表等) 第七十条の二 厚生労働大臣は、第六十九条第一項の事業者が講ずべき健康の保持増進のための措置に 関して、その適切かつ有効な実施を図るため必要な指針を公表するものとする。
なんてなっています。ですんでね、産業医がいて、必要に応じてだれだれが何々をする、って決っています。くわしくはこんな感じです。
けれども、事後対処のように見えます。だから事前にどうのこうのしなさい、という経営やマネジメントへの指導や指針は後で書く職場アンケートしかなさそうです。なんかね。
そしてね、事後処理として「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」というのが更生労働省から出ています。
私の会社でも、メンタルで休職する人が多くいます。それは管理職がほとんどで、一部頑張っている一般職もいます。今でもいますけど、ちょっと少なくなっているかもしれません。
それは少なくなったというより、やられる人は、もうやられてしまった、ということみたいに見えます。ちょっと前はすごく多かったです、ホント、先輩、後輩のことをだいぶん心配しました。
今は、会社を辞めていく人が多いのが実感です。やられる、ほどまでしがみつかないんでしょうね、残っているのは強い人ですから、ここまで辛抱したけど、ほんならもう辞めますわ、と。
ぶっちゃけ使い捨てみたいな感じですね
未然予防として、H27年からストレスチェック制度が施行されたとあります。なんかアンケートがあった気がします。
それ以前から職場診断もありました、毎年社員全員にアンケートがあります、部門ごとに診断書も来ます。そこにはものすごく顕著な結果が出ています、ものすごく悪い結果が毎年出ています。
大きな部門として大問題となるような結果が出ています、事業部門としても、部としても、課としても、それぞれ診断が出ています。
全体に全然ダメ、あそこはマシ、あそこは本当にヒドイ、あなたのところはまだマシ、気にしないで、なんて。本当は従業員の声はまとめられています。
一応部門長はヒューマンリソース部門による診断書の読み方指導なんかに呼ばれて、いいの悪いの、って言いますけどね。
けど結局間接部門は事業部門に気を遣いますから、あまりきついことは言わないんです。「と言うことです」とだけ言って、どうする?とも、どうしろ、とも言ってきません。
で、実際にこのような問題は
会社の中のあっちこっちで起こっているのです
起こったら使い捨てです、一応職場復帰支援と言うのはその通りにします、けど、だいたいそのまま復帰しませんね。しばらく休んだ後、ちょっとゆっくりしとけの一段落とされた立場で復職します。
そして腫れ物に触るように、そのまま、そのまま、塩漬けです。どうです、あなたの職場では?
発生に対する予防は何も効いていません
責任も追及されません
ここまで書いてね
事前予防、弱いよ
そんなことを言ってもしょうがないんですけどね、けどやられ損です。
だから、そんな働く人がやられないために
そこに役立てることができるのがキャリコンだと思います
大きな意味、正義感、大儀を見つけました、頑張ろう、役に立とう。
ちなみに私が一番きつかった6年前を思い出しまして、その時の状況をチェックしてみました。
完璧にうつ病でしたね(^^;
けど、今の状態はこうです↓
あれから6年経ちました。2年経ったときはまだ怖かったですね、3年、4年の時は、もう大丈夫かな?くらいでした。
忙しくなることが怖かったんです、忙しくなるとまたあんなになるんじゃないか?苦しいんじゃないか?死ぬと思うんじゃないか?というのが怖かったんです。
今でも怖いかもしれません、たぶん、今の会社で忙しくなることはすごく恐れています。だから逃げています💦絶対に忙しくならないぞ、って決めて会社に通っています。
けれど上のような結果なのでね、強くなったんですよ。しかも、独り立ちも考えています。もし独り立ちしたときは思いっきり忙しくしたいと思っています。
それは何も怖くないですね、脅迫されて結果的に忙しくなったのとは質が違いますから、それは私が解放されたことになります✌
(編集後記)
ちょっと今日のへこたれたことを書いておきます。毎回ね、来談者へのカウンセリングをロールプレイするんです。先週も0点でした、カウンセラーから、途中で上司にキャラが変わって指導してしまっていました、試験では落ちます、0点です。
今週はっクライエント役が泣き出しました、もう最悪や。何やねん、ちゃんとしてくれや、俺が泣きそうになるわ😿
ってね、実際のキャリコンの実務では、本当に相談に来られるクライエントはもっとひどい状況みたいです、理解できないくらいの心理状態で来るようです。
だからね、普通に理解できないようです、そんな中で、そんなクライエントを受容し、共感してあげることがスタートになるんです。
そこです、待ち受ける私の人間観や人格まで、カウンセリングの時はいったん別の人に置き換えなければいけません。先週も0点、今週も0点、まあ、実際は侮れない、そんなことを学んだ今日でした。
今日はまた横浜の家に戻っています、ワンコが今日も喜んで私を迎えてくれました☺
八幡ココロでした!
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