健康保険、定年したら?退職したら? 社会保険・医療保険

マネープラン

こんにちは、八幡ココロです。

マネープランですね、こういう基本的なところをおろそかにしながら会社員を50代までしてきましたから、ちょっと整理して頭に入れておきましょう。大切ですよ、定年サロンのメンバーにとって。今日は健康保険について書きます。

公的医療保険

って、お堅い言葉で言われてもピンときませんけど、要するに、民間の保険屋さんではない、公的な、国がしてくれる医療の保険ですね。医療の保険、病院にかかるときに補助してくれる保険です。

対象者によって、3つがあります

  • 健康保険  (会社員とその家族)
  • 国民健康保険(自営業者などとその家族)
  • 後期高齢者医療制度(75歳以上)

一つ一つ書いていきます。今日は健康保険までかな(^^;

健康保険

会社員とその家族に対して、(労災保険の給付対象とならない)病気やケガ、死亡、出産について、保険料を支払ってくれる制度です。

保険者によって二つの健保

があります。会社員はこのどちらかに入っています。

  • 協会けんぽ   主に中小企業の会社員
  • 組合健保    主に大企業の会社員

保険料は会社が半分払ってくれています

保険料は、会社員の

月収とボーナスに、”保険料率”を掛けて

計算されます。給料の明細やボーナスの明細に、なんかひかれていることが書いていますね、あれですね。保険料を支払っているんですね。月々はしょうがないけど、なんでボーナスに掛けるんや、と今思いました💦 

ちなみに、協会けんぽの保険料率と言うのは都道府県ごとに異なるようです、組合健保の保険料率も一定の範囲で組合が決めるらしいです。

とまあ、その金額を、

会社員と会社が半分ずつ負担

します、労使折半といいます。会社が結構負担してくれているんですね、ありがたいと思います。この後出てくる国民健康保険と言うのは結構高いんですよ。対象者が自営業者なので会社に雇用されているわけではありませんからね、半分支払ってくれる会社がありません。

半分も支払ってくれている会社には感謝しなければ、と言うのが会社員の立場です。一方で、自分が起業して人を雇ったら、こういう保険料も半分負担してあげなければいけないんです。そういうもんです、社長になるというのはね。人を雇うというのはそれだけ責任があるのです。

健康保険の給付内容

6つまで書いていきますね。

1.療養の給付、家族療養費

(業務外の)日常の病気やケガについて、病院に行ったり薬をもらったりする時に給付を受けることができます。普通に、保険証をもって病院に行って診てもらって、薬をもらうときに、何割負担で済むとか、そんなふうに保険が効いているのです。これは被扶養者の家族も同じように受けることができます。

2.高額医療費

何割負担でいいと言ってもね、それがあまりにも高額になったときは、その超過額についてあとで申請をすればお金を返してもらえるという制度です。

自己負担限度額、と言うのがありますが、詳しくはリンクを見させてもらってください。

3.出産育児一時金、家族出産育児一時金

会社員、または妻(被扶養者)が出産した場合1児につき42万円が支給されます。

なぜこんなにもらえるか、と言うと、別にお祝いで出してくれているわけではありません、これは保険なんですから。要するに、出産にかかわるお医者さんへの支払いに対して補填するために保険金としていただけるお金です。

私事ですが、最初の子どもが生まれたのが22年前、1997年ですが、その時は1児に対して30万円でした。双子の娘だったので二人分、60万円いただきました。

ところが双子なのでと、帝王切開での出産でした、要するに手術です。出産ではなく、手術となると保険が効くのです。帝王切開と言う手術を手段とした出産は、手術に対して保険がきくからそれほどお金がかからないのです。

ということで、二人分60万円はすっかりそのままいただきました、というありがたかった話を思い出したので書かせてもらいました。

4.出産手当

被保険者である会社員が、出産のために会社を休んで給与が支給されないときに、出産前の42日間、出産後の56日間のうちで、仕事を休んだ日数分の給与が支給されます。

産休と言うやつですね。健康保険からもらえる金額は働いていた時の2/3です。この間は会社が給料を負担しているのではなく、社会保険の健康保険が負担してくれているんですね。

5.傷病手当

会社員が、病気やケガで会社を3日以上続けて休み、給料が支給されない場合に、4日目から最長1年6ヶ月支給されます。健康保険からもらえる金額は働いていた時の2/3です。給料が支払われなくなってからです。

会社員はこの1年半の間に復職できればいいですけれど、それができなくなった時がきついです。そのために、傷病手当が切れて、退職してからも月々お金がもらえる長期休業補償と言う民間の保険に入っているんです。

次に書きますが、起業して自営業者となればこの傷病手当もありません。ただ働けなくなった、収入がなくなった、と言うことにすぎません。そうなれば破綻です。私は起業したときのこのリスクに備えて、この前Aflacの保険に入ったんです、もし働けなくなっても月々40万円もらえる保険に。

6.埋葬料・家族埋葬料

5万円、ということです。葬式代というと~300万円ほど要るらしいじゃないですか。ま、いいんですけど、健康保険は当てにしない、もらえるだけ気持ちありがたい、ということでしょうね。あんなに厚い手当をしてくれているのに、生きている人のための保険、と言う事でしょうね。

会社員が会社を退職した場合

定年サロン的には重要なテーマですね、押さえておきましょう。会社員のための健康保険ですが、会社員を辞めた場合、要するに会社を退職した場合、どうなるんか?と

健康保険の被保険者の資格はなくなりますが、一定の要件を満たせば

退職後2年間、退職前の健康保険に加入することができます

ただし保険料はもう会社は半分支払ってくれませんから、全額負担と言うことで増えます。それにしても、急に国民健康保険に切り替えるより安いです。国民健康保険の保険料も、被保険者の収入によって掛け率が決まってきます。会社員と言うのは丸裸で結構収入があるということになっていますので、いきなり国民健康保険に切り替える方がものすごく保険料が負担になるようです、。

なので、支払う保険料が2倍になったとしても、いったん健康保険を継続し、無職なのか独立起業なのかして、グーンと収入が下がったときに国民健康保険に切り替えたら、最低限の掛け率で国民健康保険に入れると言うわけです。これが実践的なやり方らしくって、私も退職したときはこのようにしようと考えているのです。

一つ注意と言うのは、退職後2週間以内に申請をしなければいけないということです。これは手続きの注意としていろいろなところに書かれています。

さらっと基本的なところですけど大切なことを書きました。次は国民健康保険について書きます。

(編集後記)

もうね、編集後記だけを書くわけにもいかないので、頑張って本文を書いています。

さて、毎日気ばかり焦って、とっちらけなことが反省としてあります。よく考えると、自分の部屋では座卓にあぐらで、勉強もし、パソコンもし、酒も飲むと。手の届く範囲に、資料も本もパソコンも酒も全てあります。実情は、すぐに酒に手が伸びて、酒を飲むと勉強もできず、酒を飲みながらパソコンをしたりしています。

昨日までのことを考えて反省していました。このままではあかんなぁと。その結果、分かったのです、この環境がアカンのやとしっかりした勉強環境を自分で浸からなければいけないと。

そしてね、この机と椅子をAmazonで発注したのでした!

明後日、水曜日に着きます、これで勉強環境ができます。

起業準備室のデスクです、将来の社長がこのデスクで勉強と発信をします☺

今日もありがとうございました、八幡ココロでした、また明日!

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