私も50歳を超えたあたりから不安になってきました。
- 60歳で定年か、あと何年だろう?
- 定年したら何をして収入を得ることができるんだろう?
- 子供たちに心配させずに生活していけるのだろうか?
なんて、不安になりつつも
定年を当たり前のように受け止めて不安になったり
しています。
けれども、これって会社が決めた都合でしかないんですよね。入社した時には就業規則でもうそれが決まっているんですよ。
60才になったら会社を辞めてもらうことになっています、そういう決まりなんです。
今までごくろうさま、辞めてください
あなたも歳を喰ったし、もう若い時ほどは働けないでしょう。そしてそろそろ子育ても終わったでしょうし、これからそんなに働かなくていいでしょう。辞めたら年金ももらえるし、お子さんに面倒を見てもらいながら老後をゆっくりと過ごしてください。
代わりに若い子を入れますよ、この子たちはガンガン働いてくれて、給料も安いですからね。あなたは長く働いてくれて給料もだいぶん上がったから辞めてもらって会社としても助かりますよ。
辞めさせてもらいます、おせわになりました
私もよくこの歳まで働かせていただきました、もう体も昔ほど動きません、疲れました。
これからは年金をもらって、子供たちの世話になって、孫の面倒でも見ながらゆっくり老後を過ごさせていただきます。
こんなことだったんでしょうね、定年を定めた意味というか解釈は。なるほど、って感じですね、いいですねー、「定年退職おめでとうございます!」、って思ってしまいます。
よくできた制度だと思いますが、いつ決めたんですかね。そもそも会社組織が日本にできたのがまだ150年ほど前です。坂本竜馬の亀山社中が日本で最初の会社組織らしいです。明治、大正、昭和と会社ができ、働く人がいて、このような理由で定年制度が当たり前のようになって運用されているのだと思います。
これは当時の日本特有の事情があって決められたんでしょうね。今は55才ではなくって60歳にまで引き上げられていますが、でも何か違和感を感じます。
え、そうなの?
って。
働く私たちからすれば
あなたも歳を喰ったし、もう若い時ほどは働けないでしょう。
いやいや、まだまだ働けますし、動けますし、能力も若い頃より上がっています。
そしてそろそろ子育ても終わったでしょうし、これからそんなに働かなくていいでしょう。
いやいや、まだ子供はこれから大学ですし、家のローンもあるので働いてお金をもらい続けなければいけないんです。
辞めたら年金ももらえるし、お子さんに面倒を見てもらいながら老後をゆっくりと過ごしてください。
いやいや私が辞める時に年金がもらえるのは65歳ですので5年間は無収入です。
子供たちは離れたところに住んでいます。子供に面倒見てもらうどころか、子の世話になるつもりはありません。
子供も今後生活がどうなるかわからず親として心配なので相変わらずしっかりしておかないといけないんです。そして孫たちにも十分なことをしてあげたいし、老後をゆっくりしながらそうできますか?
会社からしても
60歳の高給取り一人に辞めてもらったら、新人を2人雇用できますよね
それがなかなか会社に入ってくれる人がいないんです。人口減少、少子高齢化、労働人口不足、就職は売り手市場なんです。
従業員が若返りしたら、ガンガン働いてくれますね
一人前になってくれるまでに時間がかかるんですよ。熟練の技術を持った、安心して仕事を任せていたベテランが会社を去るっているのは痛手なんです。
こう書いてみると、
この定年退職という制度は今の日本にマッチしていない
ようです。
国も対策をしようとしています、それは次に書きます。けれどもそれでもマッチしていない。
だから
だから私たちは不安があり、問題を抱えているんですね。
そしてそれを乗り越えたときに、実は豊かな第2の人生が待っている。
つまり、ネガティブな面と、ポジティブな面を両方持っている。これを解決して豊かな第2の人生を送ってやるぞ、と私は思っています。
行政書士を取ったのも、こうして発信を始めたのも、そのためです。私の定年にかかわる問題を解決しつつ、同じ立場の年代の人たちの同じ問題や様々な問題の解決とお役に立つことを私の第2の人生の幸せの一つにしていこうと思います。
様々な問題があると思います、できるだけ網羅して解決の糸口となるような情報をアップしていきたいと思います。様々な第2の人生のあり方があると思います、それを考えるヒントのようなこともアップしていきたいと思います。
いろいろな問題に手を打ちながら
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