国民健康保険・後期高齢者医療制度・高額療養費制度

マネープラン

こんにちは、八幡ココロです。

定年サロンとして話を進めます。前回、健康保険と、定年後健康保険をやめなければいけない、そのあとの3つの選択肢について書きました。

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今日は

国民健康保険

から話を続けていこうと思います。

健康保険の任意継続を選ばなかった、または任意継続して2年を経過しようとする人は、多くの場合、国民健康保険に加入されることでしょう。死ぬまで会社員である人以外は、あなたも私も一度は入ることになる保険です。

扶養者、被扶養者の区別はありませんから、配偶者であっても子供であっても、健康保険に入っていないなら全員が国民健康保険に入らなければなりません。

医療費の自己負担は健康保険であった時と同様3割負担です。給付内容は健康保険とほぼ同じですが、「出産手当金」「傷病手当金」がありません。

保険料は世帯単位となり、世帯主が納付します。そして保険料は市区町村によって異なり、前年の所得等によって計算されます。

この辺りが気になりますね。健康保険のように会社が半額負担してくれないから、そもそも保険料は高いはずですね。そして今まで扶養者として保険料を払わなかった配偶者と子供についても、これからは一人一人全員分払わなければいけません。

一方で、保険料が前年の所得によって決まる、ともあります。所得が少なければ保険料は少なくていいということです。が、所得が少なければそもそも自分として困ります(^^;

どっちにしても私たちはいつかはたぶん国民健康保険のお世話にはなることになりますからね、ちょっと基礎知識は持っておきたいと思います。

後期高齢者医療制度

70歳未満までは自己負担は3割でしたが

70歳から自己負担は、原則2割

になります。その後

75歳から後期高齢者医療制度の被保険者となり、自己負担は、原則1割

で済むようになります。

加えて、上の全体図にはありませんが

高額療養費制度

と言うのが設けられています。健康保険や国民健康保険に入っていても、入院や手術などで医療費が高額になると通常の自己負担割合では負担が大きくなりすぎることがあります。

こうした場合の負担を軽減するために高額療養費制度が設けられています。被保険者や被扶養者の、1か月あたりの自己負担額が一定額を超えた時に、超えた分の医療費が払い戻されます。

知ってるようで知っていないのが、健康保険や国民健康保険に入っていても、入院時の食事代や差額ベッド代などは保険の対象にならないのです。これらは高額療養費の対象になります。

この高額療養費をもらうには、加入している健康保険なり、国民健康保険に自ら請求する必要があります。払い戻しには通常は診療月から3ヶ月糖度化かあります、そして請求の時効があり2年です。

これらは事後の払い戻しですが、事前に加入しているその公的健康保険から「限度額適用認定証」を発行してもらうことで、治療時に限度額まで支払えばよいということで済みます。

この後は残る保険を書いていって、本命の年金について書いていきたいと思います。

(編集後記)

今日の昼に腹一杯食った中華屋さんの新聞で目がついたので写真を撮りました。

高齢世帯が生活額しいと言われるのは事実です、直視せんもんですかね、政治家さん。自民党だけではないですよ、今更、どうなんですか!って意気込んだ騒いでいた蓮舫さんとか辻さんとか、野党も無責任ですよね、定年サロンのメンバーが一番よく分かっています。

けれども、案外今の高齢者、今の年寄りは、総じてまあまあ金を持っています。なんやかんや言いながら食っていますし生活をされていますよ。総じてですよ、そりゃいろんな生き方をしてきて今苦しい方もいらっしゃいますが、なんやかんや言っても今の年寄りはいい時代を生きてきたんですよ。

ヤバいのはこれからの年寄りですよ、私が今54歳ですが、このあたりが70、80でどうして食えていて、どんな生活をしているかと言うことですね。無理ですよ、自分の20年、30年先を考えると。

2,000万円でも足りません。けど、あの2,000万円という報告をまとめた次官さんは退任されるらしいですね、政治への配慮が欠けて混乱させてしまったから、って。かわいそうに、この人が悪いわけではなく、まだ控えめに発表しただけですのにね。この人は正義漢ですよ、よく一石を投じたと思いますよ。

この一石を受けて本気の議論ができない政治家、政府も野党も腑抜けです。

なんてことを書きながら今日は終わります、八幡ココロでした。

これ、またどこかで書かなければいけませんね、イデコ=個人型確定拠出年金、について。

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