定年退職後に仕事を続けるとき会社が採用する3つの制度は?

ライフプラン

こんにちは、53才サラリーマンの八幡ココロです。

60歳になったら会社を辞めなければいけないんでしょ?

そうですね。

日本では正社員さんを解雇、というか簡単にお辞めいただく訳にはいきません。だからと言っていつまでも働き続けてもらったら、モチベーションや能力が下がった人にも会社としては延々と高いお給料を払い続けなければいけない。

それでは会社にとって都合悪いということで、強制的に

ある年齢で決まり事としてみなさんにお辞めいただく

のが定年退職ですね。

働く人から、「おおきにありがとうございました、隠居してゆっくり老後を過ごします」、となればいいんですが、今はなかなかそうはいかないから、私はこのサイトを立ち上げたというのは前回書きました。一つはいいことがありますけどね、退職金というまとまったお金がもらえることです。これもまたどこかで書きますけれども、今まで働いてきた給料の後払い分ですから堂々といただいていいお金なんです。

さて、では日本の制度ではどうなっているのか

を書いていきます。昔は定年退職の年齢は55歳が一般的だったみたいですね。私の父も55歳で定年退職して、母と妹とでお祝いをしたことを覚えています。父が55歳の当時、私は25歳、妹は23歳でともに社会人でした。父は昭和10年生まれ、現在84歳です。

読んでいただいている皆さんも私と年齢が前後する方々だと思いますので、同じようなことではなかったでしょうか。もう30年ほども前のことになりますね、ほんとご苦労様でした、お父ちゃんありがとう。

なんて、その時はそんな素直に感謝の気持ちを持っていたことも、言葉を言った覚えはありません。子供としたら親はそれで当たり前くらいに受け止めていたと思います。まったく勝手ですね。

だから、私の子供たちが、私に対してそれくらいの気持ちでいるんだろうな、ということが理解できます。それでいいと思っています、しょうがない。私は父親としてそうしてあげたいと思って、私の意思で仕事を頑張ってきているのだから、それができているだけで幸せだと思っています。

けれども

私は今、両親に対して感謝しています

明確に感謝しています。ここまで来れたのも両親のおかげだと思っています。ありがとう。親が生きているうちに私がそんな気持ちになれて、本当によかったな、と思っています。

と、言って、私が生きていようが死んでいようが、子供たちが私に感謝しようがしましが、それは私にとってはどうでもいいです。私が頑張ってきたのは、私が自分のプライドと使命としてそうしたかったからであって、家族のためにそうしてあげたかったからしただけだから。私は私自身が誇らしいです。そんな気持ちで、いったんの会社勤めが終われればいいな、と思っています。

ちょっと話がずれました。私自身が定年を視野に入れた対象者ですので、書いているうちにそんな気持ち的なことがどんどんわいてきてしまいます。私の発信はひょっとしたらこんなことをどんどん書いてしまうことが特徴になっていくかもしれません。

60歳以降は会社によって3つのパターンを用意してくれます

さて、今では定年退職の年齢は60歳が一般的です。そんな中で、2013年に「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)」というのが改正されました。

この中で、会社は60歳で定年退職された方を、「再雇用」するか、または定年退職の「年齢を引き上げる」か、または「定年退職制度をなくしてしまう」か、このどれかをしなければいけないと義務付けられたんです。

高年齢者雇用安定法とは、「高年齢者が年金受給開始年齢に達するまでの間、意欲と能力に応じて働き続けやすい環境にするための法律」ということになっています。

定年後も引き続き雇用されることを希望し、解雇事由又は退職事由に該当しない労働者については、満65歳まで継続雇用しなければならない、とも言われます。

「定年退職の年齢を65歳未満としている事業主は、雇用する高年齢者を65歳まで安定して雇用するため、次のいずれかの措置を講じなければならない」と定められています。

定年の引き上げ

この「勤務延長制度」を採る会社は、定年を迎えた従業員を60歳以降もそのまま継続雇用してくれます。けれども、 再雇用制度にも共通しますが、「雇用形態や期間など細かい労働条件は事業主側の判断で決定できる」、ということになっています。もちろん最低賃金などの労働基準は守る必要がありますが、ということなんですが、実態はどうでしょうかね。

継続雇用制度の導入

上の「勤務延長」と、この「再雇用」とは、言葉は似たようなものですが内容は違いますね。この再雇用、継続雇用制度を採る会社は、定年を迎えた従業員に一度退職してもらい、あらためて嘱託社員などに立場を変えて再雇用してくれます。任期が設けられている嘱託社員として再雇用した場合、65歳までは原則として更新が義務付けられます、とありますが実態はどうでしょうかね。

今、ほとんどの会社がこの制度です。8割ほどの、また細かい数字は別に載せますが。私の会社もこの制度です。あなたの会社もひょっとしたらそうではないですか?実態はどうですか?私の会社での運用実態も見ながらまた考えていきたいと思います。

定年制の廃止

一見これいい!と思いがちですが、これも会社にとっても働く人にとってもメリット、デメリットがあるようです。

平成25年4月1日には一部改正が施行され、高齢者にとってはより継続雇用されやすく、事業主にとってもより高年齢者を継続雇用しやすい環境ができつつあります、ということなんですが。

今後は私が見聞きしたことも含めて、実態をまとめていきましょう。

そしてもう一つ、大切なこと、もうひとつのパターンです。

会社に属さず自分で働く

ということです、これは会社の定年制度に左右されません。

定年を待たずに、先に自分で働きだす、または定年退職を機に今まで働いた会社から離れて自分で働きだす、または働かないというパターンです。

これも今後ライフプランの中でいろんな発信をしていきたいと思います。

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