こんにちは、八幡ココロです。
国家資格キャリアコンサルタントの養成講座に、昨日3回目行ってきたのですが、いやあ、おそるべしですね。試験勉強のためには、やらなければいけないことが山ほどありますし、そして理論の奥が深いのと、カウンセリング技術、実技が本当に難しいです。
けれども、先生を見ていてわかるのですが、この理論と技術・技能を身に着けることができれば破壊力はものすごいものがあります!この先生は話を聞いてもらえる、この先生に話を聞いてほしい、ってなります。本当に心を開くことができます、信頼がおけます
人生が開けるきっかけになるかも知れないと期待します
私は本当に思うのですが、
もっと早く勉強していたら子供や部下へのかかわり方が全然違った
だろうなと思います。子供たちの育て方、子供たちと私とのかかわり方も全然違ったものになっていただろうと思いますし、一緒に仕事をする同僚や、部下との対応も全然違ったものになったと思います。参った。
けれども、
何をするにしても始めるのに遅いことはない
と言います。本当にそうだと思っていますし、今からでも勉強しておかなかったら死ぬまで知らなかったことになります。そう思うと怖いことですし、今こうしてキャリコンの勉強をできているというのは本当にありがたいことだと思います。
人生に無駄なし
と、これは会社の先輩から教えてもらった言葉です。いろいろあったからこそ今の自分があるんです、キャリコンの学習を通じてで人の心を大切にする生き方と振舞い方を知ることになるのです。この前書いた
転機
というのと一緒だと思います。
起こってしまったことより、その後どうするかの方こそが重要だ
とも言います、これらの言葉は本当にそうだと思います。そのことを知って人生を大切に生きたいと思います、このことを接するたくさんの人に伝えていきたいと思います。
さて、書きかけるときりがないので、これくらいにします。今、カウンセリング理論というところから学習しています。そのスタートが精神分析です、フロイト、っていう、歴史か社会で聞いたことのある名前の人が考えられたそうです。
フロイトの精神分析では「エゴ」という言葉が出てきます。自我っていう意味ですが、「あの人はエゴが強い」とか言いますね。なんか意地ぎたないような批判的な言い方ですよね、エゴって持っていてはダメな、みたいな。でも、エゴって、みんな持っているんですよ。大人なんですよ、これって。
まず「エス」っていうのがありましてね、快楽原則っていうんですが、したいからする、言いたいから言う、みたいな、思った通りにやりたい心です、幼児です。子供っぽい大人もこの心が支配しているんです、悪いけど私です。
そして「スーパーエゴ」っていうのが奥におるんです、超自我と言います。これは道徳原則というんですが、よい悪いを判断するんです、いいこと、悪いことが分かっているんです。
その間におるのが「エゴ」、自我、というやつです。現実原則と言って、「エス」と「スーパーエゴ」の間にいて、大人な振る舞いをするんです。したいけど我慢する、言いたくないけど言わなければならない、とか。別に悪い心じゃないでしょ、大人ですよ、「エゴ」っていう心。
と、言うことは「エス」の人が言っているのかな?無邪気な、幼児の心を持った、子供のような大人が、本当の大人「エゴ」の心を持った人に、「あの人はエゴが強い」って。そうでしょうね、私が口にしそうな言葉です。
私が今回キャリコンを受けて気づいていることは、私は「エス」で頑張ってきたから、お客様のためになり、お客様に信頼してもらい、業績も上げたんです。上司にもかわいがってももらえ、信頼ももらえ、早くに管理職になり課長、部長と昇進しました。お客様も、お客様を大切にする経営や上司も、こんな「エス」が大好きで信頼してくれるんです。
私にしては当然なことですが、部長になって、それもかなり経営に近い立場の部長抜擢されたのだけれど、相変わらず「エス」でした。それはお客様と部下と業績だけを見ることが正義だという「エス」の心を現場主義の矜持として貫きました。私にしては当然の振る舞いです、生き方のようなものです。
実際に待ち受けていた部長と事業部長の世界は、「エゴ」の人たちの集まりでした。大人の集まりです、お客様や部下や業績だけを見てきた人ではないのです、上や販売店の顔色を見ながら上手にふるまってきた人たちです。言いたいけど言わない、言いたくないけど言う、やりたくないけどやる、そうしてここまで出世してきた人たち、「エゴ」です。
ブイブイ言って、抜擢されて一番大きな営業部門の責任者として東京に乗り込んだ形の私は、厳しい場所で厳しい時ということは分かっていたけれど、半年や一年でカバーできないその落ち込みの責任を全て私に負わせられました、直接の上司からも、横の先輩からも。ご両人とも「エゴ」です。落ち込みとか、業績を考えているわけではいません、お客様のことも考えていません、それは全部自分にとってのツールです。「私は一生懸命やることをやったのに、アイツがヘボいせいでこうなったんですよ」、と経営に言うために、販売店様に言うために、私をやっつけたんです。
ま、そんなことで、無邪気な「エス」は、そのおかげで認めてもらって早くに引き上げられましたが、そこに待っていた先輩「エゴ」に軽くひねりつぶされました、ということですね。私が告白している失敗の一つ、①についての原因です。
けどね、だからね、そこに私の成功と失敗があってね、このことについてこれから伝えていくことができると思うんですよ。こういうことでした、ということを通じて、あなたはどうされますか、ということを考える機会として。何が正解で不正解もないと思います、エスでしょうし、エゴでしょう。
周りに良いエスも、周りに悪いエスもあるでしょう。周りに良いエゴもあるし、周りに悪いエゴもあるでしょう。自分がどうしたいかだけですね、このあたりが、それなりに30年、急流・逆流・外・上・下・横、やられた立場、やられたと言われたた立場、を経験してきた私は、キャリアカウンセラーとしてものすごく広い心で許容してあげることができると思います。
さて、何が本題かわからなくなりましたが、最後に書きます。私がタイトルに書いたのは
エゴがオーバーヒート
したときです。なんせ大人でしょ、やりたいこともしない、やりたくないことをする、言いたいことを言わない、言いたくないことを言う、でしょ。そりゃオーバーヒートするんですよ。でね、大人はそれを防ぐんですよ、防衛機制というんです。
学んで、ほーっと思うわけです。私は大人になれないから、大人っていうのはこういうことか、「なるほどあいつはこうだなー、」って。それを伝えたかったんです。これから、起業してから接する人たち、ひょっとしたら来談者のかたを理解する第一歩なんです。
それを書くのにたどり着くのにこのように2,000字以上書いてしまうんです。ってことで、これが「定年サロン」です。
では11の防衛機制について書きます。
- 抑圧 嫌なことは考えない
- 昇華 悪いことを更生してエネルギーに変える
- 置き換え 八つ当たり
- 合理化 イソップのスッぱいブドウ、取れなかったけどどうせあのブドウはスッぱい
- 知性化 素直に言えばいいのに、わざと難しく言う
- 退行 子供に戻る、ギャンブルに走る
- 同一化 アムラー
- 摂取 真似る
- 投影 自分のせいにしたくないので道具のせいにする
- 反動形成 認めたくないので気づかれないように違うことをする
- 補償 スポーツができないので勉強を頑張る
以上が防衛機制です。カウンセリング理論、フロイトの精神分析、心理療法、このあたりのスタートです。これがいいですとか、悪いです、とかないんです、こうでもしないことには大人はやっていけないんです。こういうことなんです、という理解です。
こう見ると辛いなー、大人は、「エゴ」は。じゃあ自分はどうかというと、あまり当てはまらない。私には「エゴ」があまりなく、ここまで来たんでしょうね、今でも「エス」なんでしょうね。なんて思いますけど、私は「エゴ」にすごい弱いから、すぐにオーバーヒートするかもしれません。「エス」に留まっているからまだその世界で無化気に前に出ていますが、「エゴ」に行こうと思ってそっちに向かったら、すぐにオバーヒートして防衛機制に陥るんでしょうね💦
さて私はどう振舞うんでしょうか、と。正解も不正解もありません、私がどうしたいか、私がどう納得するか、でしょうね、生き方として。私は「エス」で通したいですね、けれどこれから接する「人」に影響する場合はしっかり「エゴ」、自我の心で接するようにします。努力白でしょうね、こうして国家資格の養成講座を受けて資格を取ろうというのですから。
行政書士先生が、無邪気な「エス」では依頼されたクライアントからしたら困りますよね、また相談に来てくれた来談者にしてみたらが、キャリアカウンセラーの先生が、ただの無邪気な「エス」ではよけいに凹みますよね。
ということで、私もどんどん気づきながら、そんなことを発信していきますので、よろしければブックマークかホーム画面に保存していただき、ちょくちょく覗いてみてください!
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