非正規社員さんへの「無期転換ルール」がこの4月に施行済!

キャリアコンサルタント

どうも、八幡ココロです。

いやあ、厳しい厳しい、私は経験してきました。厳しかった、それはなんでか言うと、ということについて書いてきました。

ほんならこれからはどうだ?ということですが、

  • 正社員は、ますます本当に厳しくなる
  • 非正規社員は、国が守る政策を始めている、が?

みたいなところに少しだけ触れます。

前回、正社員が守られる法律についてに書きました。けれど最後に、法律は非正規社員を守ろうと動いています、今回も動きがありますと書きました。それは平成30年4月1日に施行された

有期労働契約の締結、更新 及び 雇止めに関する基準 について

厚生労働省が以下のように定めて今年の4月にすでに告知されています。

1 契約締結時の明示事項等 (1)使用者は、有期契約労働者に対して、契約の締結時にその契約の更新の有無を明示 しなければなりません。 (2)使用者が、有期労働契約を更新する場合があると明示したときは、労働者に対し て、契約を更新する場合又はしない場合の判断の基準を明示しなければなりません。 (3)使用者は、有期労働契約の締結後に(1)又は(2)について変更する場合には、 労働者に対して、速やかにその内容を明示しなければなりません。 ※ 6~9ページの労働条件通知書(別紙1)をご確認下さい。

2 雇止めの予告 使用者は、有期労働契約(有期労働契約が3回以上更新されているか、1年を超えて 継続して雇用されている労働者に限ります。なお、あらかじめ当該契約を更新しない旨 明示されているものを除きます。)を更新しない場合には、少なくとも契約の期間が満 了する日の30日前までに、その予告をしなければなりません

 雇止めの理由の明示 使用者は、雇止めの予告後に労働者が雇止めの理由について証明書を請求した場合は、 遅滞なくこれを交付しなければなりません。 また、雇止めの後に労働者から請求された場合も同様です(八幡補足:書面は裁判所の際に決定的な証拠となるため企業は出したくない)

4 契約期間についての配慮 使用者は、契約を1回以上更新し、かつ、1年を超えて継続して雇用している有期契 約労働者との契約を更新しようとする場合は、契約の実態及びその労働者の希望に応じ て、契約期間をできる限り長くするよう努めなければなりません

これは「基準」であって、法律ではありません。これは(告示)であって、基準というのはルールです、しかし強制ではないし、罰則もありません。それが弱っちいところですね。

無期転換ルール

無期転換ルールとは、期間の定めがある労働契約(以下「有期労働契約」という)が5年を超えて反復更新された場合は、有期契約労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(以下「無期労働契約」という)に転換されるというものです(労働契約法18条)。

非正規社員の方にはいい傾向ですね、なんて呑気なことを言ってはいられませんね。会社はまた分別すると思います。

この派遣さんは社員になってでもいてほしい人には、この勧めによって正社員にして、この派遣さんは社員にまではできないな、残念だけど、という人は5年を待たずに契約をやめると思いますね。

まあ、難しいです。けれど、能力を認めてもらった非正規社員の人が正規社員になれるのはいいことですよね!

一方で厳しく見なければいけないのが正社員ですね。50代の社員に対しては基本去ってもらいたい、しょうがない人は残ってもらっても、高騰した給料に見合わない働きの社員は去らざるを得なくする、とか、そんな風に仕掛け続けています。

今後さらにエスカレーションするでしょうね。私の会社も、世の中の会社も。だからおのまま会社で働くと決めた人はそれに適応するように頑張るしかないですよね。出ていったろ、と思う人はいてあたりまえですし、私もそうですが勇気をもって計画的に飛び出していきましょう。。

正社員も非正規社員も、会社に求められた人しか残されない世の中になる。

会社に頼ってしがみつくよりフリーランスで専門性をもって起業する人が増える

ま、こんな風になっていくんでしょうね、頑張りましょう!

 

(編集後記)

今日は珍しく名古屋に出張でした。ま、みんな忙しくしています。(分かってもらっていると思いますが私ではないです(^^;))。背景としてはやはり世界経済の悪化のあおりを受けて受注、売り上げが4月以降予算を割っているからです。だいたい、私の会社の日本国内売り上げが5,000億円あるのですが、そのうちの私の属しているカンパニーが1,500億円。その毎月の予算に対して、4月、5月で20億円ショートしています。このままでは1年で100億円のショートになるじゃないですか。みんな必死でピリピリしています。

一人、後輩もそんな風にして弱っていました。忙しすぎる、土日も全部仕事とをしている、と。私が本当うのスキルを持った国家資格のキャリアコンサルタントなら聞いてあげて、自分で前に向いて歩けるようにカウンセリングしてあげるんですが、今はまだ未熟者。早く一人前になりたい、明日も頑張る。

明日、授業に行けると思うと楽しみです。友達に会える楽しみ、小学生のように学校に行くのを楽しみにしています!

 

ちょっと潮時かな、この記事も明日以降にアップしま。

 

八幡ココロでした!

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