こんにちは、八幡ココロです。
これからは「年金」シリーズを続けますね、ちょっとづつですけどね。
前回、保険料の支払い方の全体像をお伝えしましたが、その続きとして
年金②「国民年金」は保険料の免除・猶予の制度があります
これは、国民年金の
保険料を納付するのが困難な1号被保険者が対象です
昨日書きました、1号被保険者とはこんな人ですよ、と・・・。
1号被保険者と言うのは、自営業者・学生・無職などの、20歳から60歳の方です。
具体的には、あなたが定年前に会社を辞めて再就職するまでの間や、再就職せずにそのまま自営業者になった場合や、二十歳を超えて学校に通っているあなたのお子さん、です。
4つの制度があるので、一つ一つ書いていきますね。
法定免除
障害年金を受給している人や、生活保護を受けている人
届出によって保険料の「全額」が免除になります。
申請免除
失業などの経済的な理由で、所得が一定以下で保険料を納付することが困難な人
申請し認められた場合に、保険料の「全額」または「一部」が免除されます。全額・3/4・1/2・1/4の4段階の免除があります。
学生納付特例制度
本人の所得が一定以下の学生
申請によって、保険料の納付が「猶予」されます。
50歳未満納付猶予制度
50歳未満で、本人および配偶者の所得が一定以下の人
申請によって、保険料の納付が「猶予」されます。
ここで、
「免除」と「猶予」の違い
について書いておきますね。
どちらも、「払わんでいいですよ」、と言ってくれているんですが、
免除または猶予した期間分、支給する年金額を減らします
「免除」は、支払わない期間分について、それでもちょっとは老年基礎年金に反映しますね、と言うことです。支払っていない期間の納付分の、例えば1/2とか、5/8とかは、給付してあげますね、と言うことです。
「猶予」は、支払わない期間分について、もし追納しなかったら、猶予したその期間分については老齢基礎年金には全く反映しません、その分減らしますからね、と言っています。
例えば、20歳から21歳の2年間、学生納付特例制度で年金の支払いを猶予されたとして、そのままにしておいたら、2年間は全く払っていなかったことにして、国民年金は、20歳から60歳までの満額支払ったとした40年分に対して38年分しか給付しませんよ、もらえるのは38/40になりますよ、ということです。
50歳未満納付猶予制度についてもそうです、たとえ猶予してもらっても、支払っていない期間分は給付に反映しませんよ、というもの。
一方、免除は、ちょっとでも支払った扱いにして、年金の給付に反映します、ちょっとは給付しますと言うものです。けれど満額もらえるわけではないんです。
だからね、年金を多くもらいたい、満額もらいたい、と言う場合には、免除とか猶予してもらっていた期間分について、「追納」をした方がいい。
と言っています、年金機構も、ファイナンシャルプランナーも。
追納
と言うことで、保険料の免除または猶予を受けた期間分について、10年以内ならあとからその期間分の保険料を支払うことができますよ、というのが追納です。
これが保険料を滞納したときは、原則としてあとから2年以内の分しか支払うことができません。5年滞納していたから、その分を追納したいと言っても2年分しか追納を受け付けてくれません。
(※もっとも年金機構にけっこう問題があって、この時もチョンボがあったらしくて平成27年10月から平成30年9月までは、5年分以内の追納を受け付けていました^^;)
実態をいくつか書きますね
あのね、私のことを言いますと、双子の娘がいるんです、今大学4年です。この子たちが二十歳になったとき、国民年金を支払わなければいけなくなったんです。
保険料が月額16,340円ですから、年間で一人19万6千円です、二人で年間40万円ほど支払わなければいけません。
そのときね、ただでさえ大学の学費を一人年間100万円ずつ、二人分で年間200万円払っていたんです、これを4年分払うんです、パパは大変です💦
そしてこれにまた年間40万円も増えるのかと思って、娘たちには申し訳ないけど学生納付特例制度を使わせてもらいました。だから、「猶予」してもらいました。
ここで書かせてもらいますと、実際に支給されている国民年金の平均月額は5万5千円らしいんです。これが猶予されて2年払わなくて38/40になったとしても、支給額が月に1,340円ほど少ないだけなんです。
月1,340円少ないと、年間1万6千円少ないんです、支給が始まる65歳から95歳まで生きたとして、30年もらい続けて48万円少ないことになります。
2年分払わなければ22歳の娘が95歳まで生きたとして、60年後のその時点でトータルマイナス48万円となるんです。どうですか、そのために今40万円支払うと60年後にプラス8万円となります、と言って今40万円支払いますか?と、思ってね。
ま、娘にはそう言って手続きをさせています。二十歳を超えた大人なので最後は自分で手続きをしないといけません。けど、またしっかり説明します。
追納するなら、実際は月に何100円か増えるだけです。2年の猶予分を一気に持っていかれることはありません、考えて追納させてくれるから、60歳までに月何100円か増えるだけで追納できそうです。
この二人の娘もおかげさまで来年の就職が決まりました、彼女たちは来年就職したら厚生年金を支払うことになります。
これもここで書きますと、実際に支給されている厚生年金の平均は14万7千円です。なので国民年金の5万5千より厚生年金の方がよっぽどもらえる額が大きいんです。
だから、これもここで書きますけど、サラリーマンや公務員が入っている厚生年金って、ものすごく重要でありがたいことなんです。これが自営業の人とは違うアドバンテージなんです。
定年サロンとして書くとね、私たちは少なくとも50代までサラリーマンとして働いて厚生年金に入ってきましたよね。本当、ラッキーですよ。
例えば私が55歳で会社を辞めたとしても、60歳までの満額はもらえませんが、55歳まで支払った分の老齢厚生年金はもらえますからね。ありがたいです。
自営業の人は厚生年金がもらえませんからね。そして実際は自営業の人で国民年金も支払っていなかった期間が長い人も多くおられるようですよ。やっぱり月々の支払いが負担であったり、昔は国民の義務、としてきつく支払いを促していなかった時期もあるようですから。
これは、広島での単身赴任時代に一人でよく行って飲んでいたタイ料理屋の怪しげなマスターと話していて聞いたことです。
ま、でも自営業者さんの強みはサラリーマンのように定年がないことですね。別に60歳を超えてもそのまま働き続けたらそのまま現役の収入が得らえれるんですからね。
60歳の定年まで働いても、もらえる年金だけでは2,000万円足りないとこの前金融庁が報告していましたけどね。
まじめに、私も足りないと思いますから、十分な貯蓄をしておくか、60歳を超えても働いてしっかり収入を得るかが必要になると思いますよ。
それをマネープランやライフプランで支援するための定年サロンです。私は60歳を超えても自分の力で仕事をして成功する生き様をここで見せていきますよ☺
たくさん書きました、次回は給付内容について書いていきますね。年金、って言っていますけど、今日書いた老齢年金だけでなく、障害年金と遺族年金があります。
最後に書いておきますと、年金を滞納していると、これらの年金の給付を受けることができません。
今日書いた、免除や猶予をしてもらうと、支払っていない期間であってもこれら年金の給付を受けることができます。
だからね、支払うのが苦しければ横着して滞納せずに、しっかり届出や申請をして免除や猶予の制度の適用を受けましょうね、と言うことです☺
私が最近見つけて興味があるのが、定年後設計スクール体験学習会、です。体験会なので、一回行っているつもりでいます。あなたも行かれてみては(^^)
(編集後記)
ちょっとづつ書きますね、とか言いながらごっつう書いてますね。
これでも、1記事書くのにやっぱり2~3時間くらいかかります。それを毎日やっています。毎日のこの時間をキャリコンの勉強時間に充てたら10回くらい受かるんじゃないですかね(^^;
うちの養成講座仲間のLINEグループによると、キャリコンの11月の13回試験の受験申込受付が今日から始まったらしいです。
今日はもう酔っぱらってるから申し込むのは駄目だわ☺
よし、明日申し込もう!合格するのは決まっているから、合格するための手順としてね。
何で合格すると決まっているか?
それは、私が合格するための方法をとるからですよ、私は心の底から合格したいと思っていますからね、こう見えて虎視眈々と飛び出す機会をうかがっています。
自分はできると信じている奴ほど強い奴はいない、と前に書きました。私はそうですし、あなたもそうありましょう!
5月から勉強を始めて3ヶ月半経ちました、11月の試験まであと2ヶ月半と言うところです。
今、3コーナーに入ったくらいです、まだです、焦るな。これから4コーナーに向けて息を整えながら徐々にスピードを上げていきます。
具体的には、これから毎週過去問を1回分ずつやっていきます、それを3回分やり終えた時にあと2か月弱というところ、4コーナーが見えてきてに突っ込むくらいです。
そこからは過去問の復習を数セット行いながら、記述と論述を仕上げてホームストレッチでスピードを猛烈に上げてごぼう抜きです、それが私の強さです、僅差でも1着でゴールに入ります。
そのために私は試験前(ゴール前)2週間、会社から休暇を取っています、私は絶対に合格するから、そのために手を打っています。
やる時はやる、突破力だけでここまで生きてきた男、
八幡ココロでした!
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