祈りある行動が奇跡を起こす 新春フォーラム2012【村上和雄】

定年サロン

村上和雄先生、すごすぎるので、YouTubeからコンテンツをピックアップしてまとめました。

 

 

科学には二面性がある、昼の科学と、夜の科学、「デイ・サイエンス」と

「ナイト・サイエンス」

「科学」の一般的なイメージ、仮説にもとづいて綿密に実験を繰り返し、実証を積み重ねていくというのは、「ディ・サイエンス」、いわば科学の「表の顔」、理性・知性・客観性・論理。

「ナイト・サイエンス」とは、感性、直感、霊感、インスピレーションがものを言う、科学の「裏の顔」。だから昼間はあまり言わない。

しかし実は大きな研究はないとサイエンスから出ていることが非常に多い。なぜかというと大きな研究はどこか常識を超える。常識を超えるときは、「これはいけるな」という科学者のカン。絶対やるぞという熱い思い。

 

仏典を書いた人と読んだ人はどっちが偉い?それは書いた人、誰が書いたか?

では遺伝子暗号は誰が書いた?人間ではない、人間が人間の遺伝子暗号を書けるわけがない。

では誰か?誰が書いたか、わからない。

自然には二つ、目に見える自然、太陽、海とか山とか川とか、目に見えなくても測定できる自然、酸素、水素。

もう一つは、目に見えないけれど非常に不思議な働きをする自然がある、人間にとって本当に大切なものは目に見えないんじゃないか?心は目に見えない、命は目に見えない

現代は、目に見える、お金に換算できる、測定できるものに価値を置いている、しかし

昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞさん「星とたんぽぽ」

つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞさん「星とたんぽぽ」
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目に見えないもの、人知を超えるものについておろそかにしすぎていたのではないか?

東日本大震災が予測できなかった、地震予知の研究をして50年になるのに、反省しなかればならない。

地球というものについて、まだまだ知らないことがたくさんある。

地球ができて46億年、人類ができたのがせいぜい20万年前、しかも近代科学はたかだか300年くらい。46億年も前からある地球について私たちはまだまだ何も知らない。

 

サムスィング グレート something gleat

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あなたの中に、サムシング・グレートという働きがあるんです

あなたの体の中の遺伝子暗号を書いたのは人間ではないんです。

 

サムシング・グレートの定義

私たちには両親がありました、その両親にも両親はありました、そうしてさかのぼると子供は親なくして生まれるはずはない。

そうすると、私たちの親に親があるように、命の元に親があっても不思議ではない。

ではその命の元の親は何か?

その、親のようなものをサムシング・グレートと名前を付けた。

心臓を動かしているのは私たちではない、見事に食べ物を消化しているのも私たちではない、すると、

生きているということは私たちが考えるよりはるかにすごいことなんです

大腸菌でヒトのホルモン、例えばインシュリンを大腸菌で作ることができる。お茶の子さいさい、知らん間に市販されている。なぜそんなことができるのか?

すべての生き物、すべての微生物、すべての昆虫、すべての植物、ヒトを含めたすべての動物、過去38億年間地球に生まれたすべての生物、現在の生物、これらが全く同じ遺伝子暗号を使っている。これは20世紀最大の発見。

そこまでわかっていても、世界の科学者は、細胞1個を元から作れない。コピーは作れる、しかし元から1個は作れない。

なんで元から作れないかというと、大腸菌様がなぜ生きているかを解明するのに私たちは手も足も出ないから。

細胞1個がいかにすごいか

人間は60兆個の細胞で作られているといわれているが、本当のことを言うと、実は誰も数えた人はいない。成人の1キログラム当たり1兆個と換算している。

兆というのは億の一万倍、地球の人口は70億人を超えたが、自分の身体は地球人口の9,000倍の細胞でできている。

細胞はものすごい勢いで体の中にコピーを作っている、毎日毎日、何千憶個という細胞が生まれて、同時に死んでいく。きちんとプログラム通りに死んでいる。生まれると死ぬはセット。

誕生と死はペア。誕生はおめでとうございます、死はご愁傷様、そういうわけにはいかない。

 

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