独立起業考① 行政書士は食べられない

ビジネスサロン

こんにちは、八幡ココロです。

ここのところ頑張って毎日アップしていたんですけどね、昨日はとうとう途切れました(^^;

けどね、昨日はいい話を聞いてきたんですよ、現役バリバリの行政書士先生に。いやあ、何となく実はそうじゃないかな?と思っていたことがその通りだったと言うか、やっぱりと言うか、やっぱり思っていた以上に本当は厳しいという現状を教えてもらってきました。

頑張ってください、と言う気持ちを込めて本当の厳しさを教えてくださった先生と、引き合わせてくれた会社の元後輩に感謝です。本当にこういう縁がありがたいです。

その先生は珍しいくらい、行政書士一本で食べていかれています。他の仕事をMIXさて事業を成り立たせておられるのではなく行政書士だけで起業して13年食べてきておられます。だからこその苦労と厳しさがあります。

教えてもらったことを分かりやすいように何を教えてもらったのか、を記録していきます。

行政書士になっても食えない

いやいや、食える資格じゃないですか?学校でもそう聞いてきましたし、行政書士会でもそう聞きました。「そりゃ、そういうでしょう、資格ビジネスの学校も、会員を増やそうとしている書士会も。そんなの信じちゃだめですよ」。と、これが結論です。

「行政書士登録して3年で3割しか残りません、いや本当です、私の合格した同期もほとんど辞めてサラリーマンに戻りました」。この先生はよっぽどレアケースで、よっぽど努力と苦労をされたのです。だからこの厳しさを伝えてもらえるんです。

行政書士ではお客様に入れない

行政書士を入り口として企業様と付き合って、そこから事業を広げたいと思っていますと言ったら、「だから行政書士は入り口になりません!」とキッパリ。

行政書士ですと言っても仕事なんかないんです。いろんなところに顔を売っておいて、「そういえば八幡ココロさん、行政書士もしてるんやってね、ならこんなこともしてもらえるの?」、と言って行政書士の仕事をもらうんですよ、と言うことです。

これは本当に大きな事実で、大きな方向転換になります。どんな示唆かと言うと

行政書士はおまけ、行政書士なしで生きる

この意識で独立起業に臨まなければいけないということですね。これは明日また書いてみます。資格を持っているというのは、悪いことじゃないし、当然この資格で役立ちながら食べられている方がおられる事実をもって意味のあることです。

が、この看板には頼れない、この看板なしでも食える基盤を作ること、そこに資格がサポートしてくれる、それくらいの気持ちでなければ起業できないということを痛感しました。

事務所を借りて起業するべき

これはね、まずは自宅で開業しようと思っていたから、これを強く言われた時は困惑しましたね。自宅開業できるから、起業に初期費用がかからないところが行政書士のメリットだと聞いていましたが。

けれど理屈は合理的で、「それは登録させて開業させたい書士会の言う言葉です。もし本当に成功させようと思えば先生の事務所に相談に行けないような環境でお客様が来るわけはないじゃないですか。成功させようとするなら借りなければやっていけません」、と言うものです。

全くその通りです。先生も最初からそうされたようです、覚悟です。

一方で、起業に最悪なのは固定費だと聞かされていますし、私もそう考えています。訪問型の営業にするとか、特に企業向けの業務なら訪問型になりますし、もし来訪されて打ち合わせスペースが必要ならレンタルオフィスも近江八幡にあるんです、それは調べてもいます。

そりゃ嬉しいですよ、自分の城を構えて、事務機器とか面談スペースとか作って、それは嬉しいと思います。けれど、近江八幡ごときでも駅前なら初期費用下手したら百万円ほどかかって、売上がない月が最初は続くのに月々10何万円かかかるって、それはないかな、と思って慎重に行きますよ。

最初の最初はですね。そのうち早めにお客様を獲得するなり目途を立てて、城を構えますよ!

頼れる税理士さんと懇意になることが大切

一緒に話をした(飲んだ💦)のは、保険の専門家です。やっぱりお客様の案件や課題に対応するときにチームで対応します。誰が元受けになるのか、誰がHUBになるのか、そんなことが事業上も、その遂行上も大切になるのですが、何にしても税金や税務が絡むので、税理士さんと言うのがものすごく重要な立場を占めるようです。

だからね、税理士さん、税理士さん。私がどれほど税理士さんにもお役に立てそうな行動と期待感をもって税理士さんと接して、声をかけてもらえるような関係を作りたいです。

忘れちゃダメです、税理士さん、税理士さん。

あとはね

やっぱり顔を売る、集まりには出る、毎晩飲む

特に滋賀県ならネクタイなんかしない方がいい、気取らない方がいい

先生の中でも、お客様との関係でも、一番下、一番の新人、下から下から

本当に本当に、今後を考えるのにターニングポイントになるようなお話を聞かせてもらいました。その感謝も込めて、私は絶対に成功させますよ!

(編集後記)

こんな感じでね。

今日は昨日の記事を書いています、本当に貴重な話を聞いてきました。

ちょっと今日の話は、カテゴリーとしては行政書士と合格方法とキャリコンから外しておきます。資格じゃないですよ、と言う話ですので。勉強で不安だったり悩んでいる人に、下手にこのままでいいのかと惑わすことになったり、とらなくていいやと逃げたい気持ちを正当化するようなことにしたくはありません。違いますから。

私は資格を取るチャレンジは尊重されるべきだと思いますし、前にも書いたように、その努力は絶対に無駄になりませんからね、私は本当にそう思っていますから、私がこんなふうにカテゴリーから外したけれども読んだ、と言う方は、大人の話を聞いたと思ってさらに自信を深め奮起してもらいたいです。

そして今日はこの山崎さんと面談してもらってきました、これは明日書きます。これもなかなかです、今日の話を受けて、さらに、そうか、と言う話になります。

八幡ココロでした。

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